止まない雨はない
日々
かおりちゃんの誕生日を終えてから一カ月が経過していたある土曜日のこと…
兄の浩介くんから電話が来た。
「ゆう…暇か?ってか暇だよな。
すっごい悪いんだけど…
俺のユニフォームとかいつもの練習場に持ってきておいてくれないか…
実は、午前中で終わる予定だった仕事がなかなか終わんなくて…
家に帰れそうにないんだ。
そのまま、仕事終わりに向かうから持ってきておいてくれよ」
相変わらず、仕事以外には無頓着というか…
いつも一手・二手先を考えて行動する兄なのだが、
こういう自分自身の事になるとまったくだめになる。
たとえば、会社の机はきっちり片付いているらしいが、
自宅の部屋は大変なことになっている。
もちろん、それを片付けてくれるのはあの優しいかおりちゃんなんだけどね…
『浩介君…かおりちゃんに頼んだら?』
「ああ…あいつも仕事なんだとよ…」
なんだ…ちゃんとかおりちゃんに声はかけていたのね。
それで私に電話をしてきたってこと。
でも、兄にも休日暇だろって思われている私ってどうなのよ…
兄の浩介くんから電話が来た。
「ゆう…暇か?ってか暇だよな。
すっごい悪いんだけど…
俺のユニフォームとかいつもの練習場に持ってきておいてくれないか…
実は、午前中で終わる予定だった仕事がなかなか終わんなくて…
家に帰れそうにないんだ。
そのまま、仕事終わりに向かうから持ってきておいてくれよ」
相変わらず、仕事以外には無頓着というか…
いつも一手・二手先を考えて行動する兄なのだが、
こういう自分自身の事になるとまったくだめになる。
たとえば、会社の机はきっちり片付いているらしいが、
自宅の部屋は大変なことになっている。
もちろん、それを片付けてくれるのはあの優しいかおりちゃんなんだけどね…
『浩介君…かおりちゃんに頼んだら?』
「ああ…あいつも仕事なんだとよ…」
なんだ…ちゃんとかおりちゃんに声はかけていたのね。
それで私に電話をしてきたってこと。
でも、兄にも休日暇だろって思われている私ってどうなのよ…