その羽で、
それ以前に、手当てをするという名目でユウは羽須美に近づいたはず。
逆に傷つけてるのはあなたなんですが、ユウくん。
「………ま、なんだ。つまりアレだ。あんたは肉体的に強いってことだな。さっすが『防御』」
「取ってつけたような理由じゃねえーか、おいっ!」
ツッコむ羽須美にユウはぽつりと。
「……肉体は『防御』できても、精神はさすがに無理なんかな……」
「あ?お前さっきから何ブツブツ……」
「うしっ、羽須美の精神を試すため、ちょっと壊れ言葉かけてみっか」
ちょい待てや。
一応言っておくが、ユウは医者だ。
そして更に、手当てだけでなくカウセリングも兼ねて羽須美に関わったはずなのだが………
肉体にも精神にも負荷をかけようとするユウに、もはや医者の欠片すらない。
逆に傷つけてるのはあなたなんですが、ユウくん。
「………ま、なんだ。つまりアレだ。あんたは肉体的に強いってことだな。さっすが『防御』」
「取ってつけたような理由じゃねえーか、おいっ!」
ツッコむ羽須美にユウはぽつりと。
「……肉体は『防御』できても、精神はさすがに無理なんかな……」
「あ?お前さっきから何ブツブツ……」
「うしっ、羽須美の精神を試すため、ちょっと壊れ言葉かけてみっか」
ちょい待てや。
一応言っておくが、ユウは医者だ。
そして更に、手当てだけでなくカウセリングも兼ねて羽須美に関わったはずなのだが………
肉体にも精神にも負荷をかけようとするユウに、もはや医者の欠片すらない。