ポチ先輩の裏の顔。
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グラウンドに向かおうと校舎をでると、
「沙帆!!?いたっっ!!」
こっちにかけてくるのは....あっ。未来だ!!やばっ!すっかり忘れた....
「もー!どこいってたの....ってポチ先輩?」
私のもとに駆け寄るとポチ先輩に気付いた未来。
「ちょ!なんでポチ先輩と...!!
あ、そだ。これなんでかグラウンドにあった沙帆のかばん。はい、」
そういって私にかばんを渡してくれた未来。
「治療してくれたんだよね、ありがと。沙帆ちゃん」
「い...いえ」
「じゃ、戻るね。わざわざありがとねっ」
そういって手を振って走って行ってしまった。
「お礼を言うのはこっちなのに...」
「ちょっと沙帆ぉぉぉぉー!!?どういうこと!あんたポチ先輩興味なかったんじゃないの!!?」
く、くるとおもったよ...。
「帰りながら話すからっ...」