ポチ先輩の裏の顔。



_____




グラウンドに向かおうと校舎をでると、



「沙帆!!?いたっっ!!」




こっちにかけてくるのは....あっ。未来だ!!やばっ!すっかり忘れた....




「もー!どこいってたの....ってポチ先輩?」



私のもとに駆け寄るとポチ先輩に気付いた未来。




「ちょ!なんでポチ先輩と...!! 
あ、そだ。これなんでかグラウンドにあった沙帆のかばん。はい、」



そういって私にかばんを渡してくれた未来。




「治療してくれたんだよね、ありがと。沙帆ちゃん」



「い...いえ」






「じゃ、戻るね。わざわざありがとねっ」




そういって手を振って走って行ってしまった。







「お礼を言うのはこっちなのに...」





「ちょっと沙帆ぉぉぉぉー!!?どういうこと!あんたポチ先輩興味なかったんじゃないの!!?」





く、くるとおもったよ...。





「帰りながら話すからっ...」






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