ポチ先輩の裏の顔。
_____
「……そんなニヤけないで欲しいんだけど」
デートから3日__。
ポチ先輩はサッカーでそろそろ試合が近いらしく朝練に行ったりとか、最近会っていない。
けど_
デートのときを思い出せばー…!
「にひひひっ…」
「キモッ、キモいよ。」
昼休憩。
屋上で弁当をたべている私はついニヤけてしまう。
「あんた、なんかポチ先輩と付き合ったときはいやがったりデートに行ったらニヤけたり…なんなのよ」
た、たしかに…
「…デートがちょ、ちょーと楽しかったから…」
「…はいはい。ラブラブなんですね。
あのポチ先輩とかー…。
きっと可愛いんだろーなぁ」
「え!?可愛いっ!?」
「へ?」
っあ、そっか…!!
最近ポチ先輩の本性としか接してないから…。
「う、うん。甘えてきたりっ…!」
「可愛いもんねー。そこらへんの女子より可愛いよ。」
ほんとはすっごくカッコいいんだよ。
…なんて思ってしまった私はバカか。うん。