ポチ先輩の裏の顔。






ーポチsideー








昼休憩。




俺は友達の竜也と弁当を空き教室で食べるのが日課。




唯一、おれの本性を知ってる男友達。








「でさーっ」







竜也がペラペラと喋るのを適当に流していると






ピンポンパンポーン…







放送の音がなり響いた。












『こんにちは。お昼の放送を始めますっ。
今日の担当は2年赤城 沙帆が担当します』









[赤城沙帆]

その名前に放送に耳を傾ける。




そっか。今日あいつ担当ー..。






と竜也が沙帆の名前を聴いておちょくってくる。









「おっ。今日ポチの彼女担当じゃん。だからそんな耳傾けてんのかよっ」








「うっせぇーな…。」









『今日流す曲はペンネーム«まる子»さんからのリクエスト。


………

ぇっと…デ…デイアー?フランド?』






ぶはっ…










「英語よめねぇのかよっ…」








と、つい突っ込んでしまう。










『し、失礼しましたっ…。えっと
ぷりむんスターズが歌う[Daer frienbs]をお送りしまぶっ…』








~♪







最後沙帆が噛んだことをまるでなかったようにすかさず音楽が流れる。








「ぷぷっ…赤城さん噛みすぎっしょ」










…ほんと。








「だっせぇ奴。…いくぞ竜也」








「おー…。」












そういって空き教室を出た。












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