ポチ先輩の裏の顔。
「帆…」
…ん?
…「沙帆っ…!」
「沙帆ッッッ!」
大きな声にビックリしてバッと目を開ける。
目を開けると心配そうにこっちをみる翔太と未来がいた。
「えと…」
するとガバッと抱き締められる。
「み、未来っ…!?」
「なんで…なんでいじめられてること言ってくれなかったのよぉ~…。バカァァ……」
「ッ…
心配…か、けたくなくてっ……。
あのときみたいにっ…私迷惑ばっか…ッかけたく…
「バカッッ!!」」
っえ…
「もっと頼ってよっ!友達でしょ?ううん…親友でしょ!?
…私は沙帆の力になりたいんだよ…?」
ッ…
「だってぇ…迷、惑…かけたら。
未来達いなくなっちゃうかもっ…てぇ…」
涙が顔をグシャグシャにする。
「バカ沙帆っ…!離れるわけないでしょっ…!?」
ッうっ……
「心配かけてっ…ごめんなさっ……ごめんねぇッ………」