ポチ先輩の裏の顔。
…
「ほらー?そこ二人落ち着いたー?
怪我もまだいたいだろうけど日常生活には異常ないから…。
ほら、下校時間過ぎてるよ。
帰った帰ったー」
「うっ…はい…」
「ほら、荷物持ってきてあっから」
「あ…うん。ありがとね…翔太。」
「…別に。お前も閉じ込められるなんてほんとなさけねぇよなっ!」
そう言ってカバンで私の頭を軽く高く。
「~ッもう…。
けど…ほんと助けてくれてありがとう」
「…は、はぁ?お前にお礼とか言われても嬉しくねぇよ」
そういってそっぽ向く。
「ほらー。翔太照れちゃったじゃん」
「バッ…!!照れてねぇしっ…!!」
「あははっ…!
帰ろっかっ?」
「おう」
「うん」