ポチ先輩の裏の顔。











「ほらー?そこ二人落ち着いたー?
怪我もまだいたいだろうけど日常生活には異常ないから…。

ほら、下校時間過ぎてるよ。
帰った帰ったー」





「うっ…はい…」




「ほら、荷物持ってきてあっから」






「あ…うん。ありがとね…翔太。」






「…別に。お前も閉じ込められるなんてほんとなさけねぇよなっ!」






そう言ってカバンで私の頭を軽く高く。






「~ッもう…。
けど…ほんと助けてくれてありがとう」








「…は、はぁ?お前にお礼とか言われても嬉しくねぇよ」







そういってそっぽ向く。








「ほらー。翔太照れちゃったじゃん」




「バッ…!!照れてねぇしっ…!!」







「あははっ…!
帰ろっかっ?」









「おう」
「うん」












< 73 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop