ポチ先輩の裏の顔。
バタン
ドアが締まると同時になんだかにやけてしまった。
「んふふ....」
ほんと、良い友達もったな、私...。
「.....あっ....」
階段を登りながらハッと気づく。
「ポチ先輩に今日あったこと言わない方が...いいよね。」
今日は部活らしく一緒に帰れないって言ってたけど....
「....はぁ」
最近ポチ先輩部活忙しくて会ってないな..。
そんなことを思いながら私は階段の手すりにもたれかかった。
「ポチ先輩....会いたいよ」
今日みたいなことがあったからか、無性にポチ先輩に会いたくなった。