ポチ先輩の裏の顔。









「…はぁぁっ…どうしよおぉぉぉっ…」








屋上で未来とお弁当を食べながら大きなため息をつく私。






だって、翔太にいろいろ知らされた日からもう
一週間もたってるんだよっ…!?






ブーブー


携帯の音がなる。





あいかわらず…



[今日も帰れない]






………だし。



ポチ先輩とはあれから階も違うせいか、まったく顔を会わせない。

朝迎えに来てたのもいつのまにか自然になくなってた…。






「はぁぁ…」








「もうっ!!そんな大きなため息つかないでよっ!
ご飯が不味くなるわっ」









未来が私に怒鳴る。








「うっ…ポチ先輩に嫌われたのかもっ…」







「はぁ……。なにか理由があるんでしょ。
そうね…

他に好きな女の子ができたとk「うわあああぁぁぁぁぁぁ」」






うっ……そ、そんなのいやだっ…





「遊び…だったんだよね…きっと」










未来に気づかれないように
そうポツリと呟いた。














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