ポチ先輩の裏の顔。
ポチ先輩の本心。
=ポチside=
『かっこいいね、』
そんな言葉はききあきていた。
サッカーは普通にうまく運動神経はいい。
顔もよく。
成績も学年で10番には必ずはいるくらいいい。
モテる条件満載だろ?
だからこそ俺は『ポチ』という猫を被りながら生きてきた。
昔から性格は悪かったし。
けど、そんなのバレたら皆俺から離れてくだろ。
怖かったんだ。
一人になるのが。
だから俺は誰からも好かれて。
いつでも笑顔をふりまく
『ポチ』
になった。