ポチ先輩の裏の顔。
本当突然だった。
「ッ...!」
ある日の放課後、サッカー部の近くで座っている赤城沙帆がいた。
は...。な、なに。もしかしてサッカー部に彼氏いて待ってるとか...。
い、いや、誰かのファンかもしれねぇし...。
そんなこと考えながらも騒いでる女子に手を振る。
チラッと赤城沙帆のほうを見ると、
....目があった。
ニコッとほほ笑んでみると赤城沙帆はビックリした顔で赤くなりそっぽ向いた。
「...」
なに、その反応...。
「...かわいすぎっしょ」
何、照れてんの。
俺頬えんだだけだし
...あー。
周りの女子は頬えんだらキャーキャ騒ぐのに...。
「調子狂う...」