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S.奬

今日から学校へ行く。

何か思い出せるかと少し期待を抱いていた。










学校へ着き詩乃に俺の教室を案内してもらった。

まあ、同じクラスだけどな…









教室に入るといろんなヤツに声をかけられた。











「…!奬、大丈夫か?」

「分かんないことは何でも聞けよ!!」


「これからも、また1からよろしくな!」



皆俺が記憶喪失になったことを知っているらしい。









そして、思った。


俺はこんなにもいい奴らに囲まれてる人間なんだなって。









すごく嬉しかった。







「ああ、俺、絶対思い出すから!」









俺は皆に誓った
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