マーブル色の太陽

僕は運転者の視界に立って、車側の車線を現場である交差点へ向かって歩いてみる。

当日の僕が歩いてきた方向は、僕が今いる交差点からすれば下り坂になっている。

つまり、車側からすれば、かなり注意して、この交差点を通過しなければ、昇って来ている僕の姿はよく見えない。

だが、車側に注意を払わず、一時停止を怠っていたとすれば、僕にも非があるのかもしれない。
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