マーブル色の太陽


(み、みどり! と、止めろ!)


僕の必死の叫びも届かない。

みどりの大きな両目いっぱいに溜まっていた涙がこぼれ落ちる。

抵抗しないことをいいことに、『声』はみどりが立てていた左の足を持ち上げる。

サラサラとした素材のミニスカートの奥に、上の下着と同じ色のものが見えた。

僕がそこに手を伸ばそうとした、その時だった。
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