マーブル色の太陽

僕はどうすべきか、一瞬、躊躇した。

その時だった。

みどりがその集団に向かって歩いていく。

そして、さっき僕が操作していたパソコンの所へ行くと、脇に立っている男の子と話し始めた。

しばらくすると、驚いたことに、その男の子が他の連中を引き連れて、そのブースを空けてくれる。

僕は、手招きするみどりに導かれ、好奇の目に晒されながらもパソコンの前に座ることが出来た。
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