マーブル色の太陽

一度、そう考えると、すごく晴れやかな気分になった。

たぶん、あかねさんが僕に対して好意的だとわかったことも、大きな要因のひとつだと思う。

入院生活も後三日。

それまでに、極力、仲良くなって、退院後も会える算段をつけなくては、などと馬鹿な妄想をしつつ、僕は眠りについた。
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