Time〜幕末と平成と時々鬼〜




総司の目的を知っている栞は、慌てることしか出来ない。


総『大丈夫です、安心して下さい。土方さんをからかうだけですから♪』





さっきの総司の言葉を思い出した栞は、再び顔を青くさせた。


栞(こんなん、からかうなんてもんじゃないよ!!)





すると、総司が驚きの言葉を言った。


総「僕、栞ちゃんが好きですもん。」


土「俺にそれを言ってどうしたいんだ?」





すると、総司は待ってましたと言わん限りの笑顔で口を開いた。


総「譲って下さ一一一一一
土「駄目だ。こいつは俺のだ。例え近藤さんでも渡さねぇ。」




< 11 / 84 >

この作品をシェア

pagetop