Time〜幕末と平成と時々鬼〜
*出遭い
一一一一一一一ガラガラ
栞「土方さん、暇〜!!」
毎日暇な栞は、土方さんの部屋に来ていた。
土「るせぇ、俺は暇じゃねぇんだよ。」
栞「じゃあ、早く終わらせて下さい!!」
栞が後ろに腰を下ろすと、土方さんは溜め息を吐いて振り向いた。
土「あぁ、分かったよ。そんなに暇なら総司と遊んでこい。」
栞「いや〜!!」
栞は、土方さんが伸ばす手から逃げ出した。
土「あ、おぃこら。こっちに来い!」
栞「きゃ〜!!」
実のところ、栞はこれで楽しんでいた。