Time〜幕末と平成と時々鬼〜
土「…う、ぐっ………ぐぁ……!!!!」
栞「んっ、………ひ、じ方さん…?」
私は、土方さんの呻き声で目が覚めた。
声のする方に目を向けてみると、土方さんが片目を押さえて膝を着いていた。
栞「土方さんっ!!?しっかりして下さい!!」
土「ぐっ…し、おり………か。お…れ、に…近付く………な……………!!」
栞「どうしてですか?こんな土方さんを、ほおっておくなんて出来ません………!!」
私が土方さんに触れようと手を伸ばすと、その手は土方さんによって振り払われた。