Time〜幕末と平成と時々鬼〜




私の肩を掴んだのは総司だった。


しかし、いつもの総司ではなく、何かに取り付かれているような気がした。


栞「あなた、誰?総司の身体に取り付かないで!!」


総「あぁ、バレてしまいましたか。私はミカエルと申します。サタンを倒しに参りました。」





一一一一一ちゅっ


総司は私の前に跪くと、私の手の甲に口付けを落とした。


私は、総司の行動に口をパクパクとするしか出来なかった。





すると不意に腕を掴まれて、そのまま後ろから誰かに抱き締められた。




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