Time〜幕末と平成と時々鬼〜




総「え、これを持ってる僕にそんなことを言って良いんですか?」





すると、総司は懐から"豊玉発句集"を取り出して、土方さんに見せた。


しかし、土方さんはふっと笑うと懐に手を伸ばした。


土「生憎、今回は負ける気がしねぇな。」





そして、土方さんが懐から出したのは………


総「なっ………それは、幻とも呼ばれている○○屋の金平糖!!」


土「あぁ、そうさ。しっかし、それを返さないとお前にはやれねぇな。」





ニヤリと笑う土方さんに、歯軋りをする総司。


さっきの夢が逆夢と化そうとしていた。




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