Time〜幕末と平成と時々鬼〜
総「ある日、僕はいつもみたいに巡察に行ったんだ。
その日は何もなくて、そのまま帰るのも嫌だったから、甘味処に寄ったんだ。
勿論、隊士は先に帰らせたよ。
その後、ゆっくりしてから屯所に帰ったら、門の傍に何か大きな塊があったんだ。
近付いてみると、凄く変な着物を着た女子で、吃驚しちゃった。
その子は、気を失ってたから取り合えず土方さんの所に連れて行ったの。
そしたらさ、土方さん爆睡してて。
起こしてあげたのに不機嫌で。
土方さんが五月蝿かったから、その子も起きちゃったんだ。