Time〜幕末と平成と時々鬼〜




この時が、栞が今回のテストに絶望を感じた瞬間だった。


そして、土方さんがそんな栞を見ていたが、栞が気付くことは無かった。





数刻後、授業が全て終わって栞は寮に戻ってきていた。


一一一一一ガチャ


土「おぅ、栞お帰り。」


栞「あれ、ただいま。土方さん早いね?」





栞が戸を開けると、土方さんは既に帰ってきていた。


聞いてみると、午後からは部屋で仕事をしていたらしい。


土「お前、今日遅かったな。」


栞「えへへ、買い物をしてきたんです。今日は秋刀魚です♪」




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