Time〜幕末と平成と時々鬼〜




土方さんが止める間も無く、栞は急いで袋の中身を取り出した。


すると、やはりそこに入っていたケーキはぐちゃぐちゃになっていた。





すると、私の隣から土方さんが中身を覗き込んできた。


土「ぅわぁ………悲惨なことになってんじゃねぇか。」


栞「きゃー!!土方さんは見ちゃ駄目〜!!」





そう言った栞は、急いで土方さんを押し退けたが後の祭り。


総司に驚いて、思わず落としてしまった自分を栞は恨んだ。





栞「せっかく土方さんに作ったのに………」


土「ん、そうなのか?なら食わせ一一一
栞「こんなぐちゃぐちゃのケーキ、土方さんにあげれない!!」




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