Time〜幕末と平成と時々鬼〜




ケーキを食べようと土方さんが手を伸ばす前に、栞は土方さんからケーキを遠ざけた。


そしてキッチンに置くと、栞は手ぶらで土方さんの方に戻った。





すると栞は、戻るや否や土方さんに頭を下げた。


栞「ごめんなさい。私のせいで土方さんにあげるものなくなった………」


土「栞………。なぁ、じゃあ1つ俺の頼みを聞いてくれよ。」





そう言うと、土方さんは栞を抱き上げてある場所に向かった。


そこは、土方さんの部屋。


土方さんは、栞をベットに座らせると唇を奪った。


土「今日の残りの時間、俺に全部くれ。」





             END




< 72 / 84 >

この作品をシェア

pagetop