Time〜幕末と平成と時々鬼〜




それは、栞と土方さんが仲良く寮に戻ってきた時のことだった。


総司が1枚の紙を持って走りよってきた。


総「あ、いたいた土方さん!!」


土「何だ、総司。お前が俺のこと探してるとか珍しいな。」





どうしたのか、と尋ねる土方さんに総司は持っていた紙を手渡した。


そして、栞が土方さんの手元の紙を覗いたと同時に総司が口を開いた。


総「また、あの女性が来ていましたよ。」


栞「………女性?また?」


総「えぇ。全く、土方さんが呼んでるんだから予定くらい合わせてあげれば一一一
土「あ、おい馬鹿総司!!何で今その話するんだよ!!」




< 75 / 84 >

この作品をシェア

pagetop