Time〜幕末と平成と時々鬼〜




土方さんが総司の口を抑えた時には、既に手遅れ状態。


顔を真っ青にした土方さんの横で、栞は顔を俯かせていた。


土「し、栞………これには訳があってだな……………」


栞「………。」





土方さんの言葉にも反応なしの栞。


焦った土方さんが、栞の顔を覗き込んだのだが………


一一一一一ぷいっ


土「………まじかよ。」





土方さんは、完全に栞を拗ねさせてしまったようだ。


栞は、土方さんから逃げるようにして部屋に戻ってしまった。





一一一がちゃっ


ご丁寧に施錠つきで。




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