Time〜幕末と平成と時々鬼〜




一一一一一ピンポーン


栞「………はい、土方さん以外の方なら用件だけ聞きます。」


土「……………」


総「あ、栞ちゃん?僕、総司だよ〜♪お届け物があるからドア開けてくれない?」





念のために、と総司を連れてきたことは正解だったようだ。


土方さんは声を発さないようにして、聞き耳をたてていた。





栞「お届け物?土方さん以外なら開ける。」


総「あははっ、相当な嫌がり方だね♪大丈夫、栞に害のある物じゃないから。」


栞「……………そう。」





そう言うと、栞は玄関を開けた。


総「はいっ、お届け物です!!返品は不可なんでよろしくお願いします♪」


栞・土「「一一一一一っ!!?」」




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