俺様ヤンキーに初恋を捧ぐ
しばらく黙ったまま、龍を見つめた。

龍も黙って、私の答えを待っている・・・


『龍の…傍に、いたい』

口パクで言う。

龍に、私の言葉は届いただろうか?



「・・・ありがとう」

そう言って微笑んだ龍は、強く強く、私を抱きしめた。
< 104 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop