俺様ヤンキーに初恋を捧ぐ
学校が終わり、

部活に向かった私。

部活とは、もちろん柔道。

ひと汗かき、今日もたくさん練習して、

家に帰るころには、

外はすっかり暗くなっていた。

・・・

「お疲れ様でした。また明日」

口々にそんな事を言う。

私は笑顔で頭を下げた。

・・・

帰りはみんなとは全く別な私は、

独り、暗い夜道を歩く。

そんな時、私の耳を、キーンと言う音が襲った。

周りの音が聞こえなくなり、

頭痛がしてくる・・・

私は耳を押さえ、その場に座り込んだ。

…誰か助けて。

・・・

その声が誰かに聞こえたのか。

誰かが私を介抱してくれてる。

耳鳴りが少し治まり、やっとの思いで目を開けると、

心配して、私を抱きしめてる

・・・
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