「Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~」シリーズキャラクター紹介本
「次は社長様のご両親です。お願いします」
「はい、不肖の息子、恭介としっかり者の娘、瑞穂の父、藤倉信介(フジクラ シンスケ)です。
職業は弁護士をしています。
家は代々男には『介』が着きます。
私の親父が孝介、私が信介、息子が恭介、孫が涼介です」
「お父さんは、やっぱり恭介さんと瑞穂さんの父親だけあってダンディーで素敵です」
「ありがとう、志織ちゃん。だが、私の教育が間違ったのか恭介があんな風になり…恭介の会社の人達や、取り分け志織ちゃんに申し訳なく思ってます。志織ちゃん、涼介だけはあんな風にならないように育ててくれよ」
「はい、お父さん」
「親父、志織」
「あ、お父さん 恭介さんが怒ってますよ」
「ハハハ…母さん、次頼む」
「もう、お父さんったら。皆様、こんにちは。恭介と瑞穂の母親の藤倉香子 (フジクラ キョウコ)でございます。専業主婦でございます」
「お母さんは昔、お父さんのお手伝いをしていました。所謂秘書です。私と一緒ですね。 お母さんは、やはり恭介さんと瑞穂さんの母親だけあって綺麗です。お料理もお上手です。私の憧れですね」
「フフフ…志織ちゃん、褒めてくれてありがとうお父さんの手伝いは、独立してお金がなかったからよ。それより 何処でどう間違えたのか恭介があんなになり…申し訳ございません」
「お袋まで…俺は何なんだよ!」
「恭介さん、落ち着いて下さい」
「あぁ~もういいです。恭介さんのお父さん、お母さん、最後に読者様にメッセージをお願いします」
「大変お見苦しいところをお見せしてしまい失礼しました」
「これからも息子夫婦と孫を宜しくお願いします」
「では、恭介さんと志織ちゃんにメッセージを」
「恭介、少しは人間として男として成長してくれ」
「志織ちゃん、恭介をまともにしてね」
「…お父さん、お母さん ありがとうございました」
「以上で藤倉家の人々は終わりです。 ありがとうございました」