総長からの「愛してる」
「俺が救ってやるよ」
行き場のない感情と狂う彼
翌日は平日。
私は学校の教室で授業を受けていた。
もともと真面目な学生である私。
廉也と付き合ってからも、変わらずに授業は出ている。
そして、私の隣にいたいという廉也も、私と付き合い出してから毎日教室にいる。
ついでに、廉也について来るように、龍嵐幹部も気分で教室にいる。
ちなみに、彼らは教室にいるだけで、授業は受ける気はないらしい……
「海斗ー、対戦ゲームしよう。」
「うるせぇ奏、誰か別のやつに頼め。
俺は女とのメールで忙しいんだよ。」
「誰かって誰だよ。
旭と昴はいないし、廉は寝てるしっ!」
………うるさい。