総長からの「愛してる」
今は私の知らない遠くにいる彼。
何をしても最高にかっこいい彼が
最後に残した言葉だけは
子どもっぽくて、カッコ悪い言葉だった
いつだってカッコ良い彼が唯一カッコ悪い姿を見せた
でも、やっぱりそれは
カッコ悪いのに
今の私の中では最高にカッコ良い言葉
これから、たとえ何年たって
どんな出会いをしても
私は彼しか愛さない
今は遠い所にいるけれど
また会えると信じている
「愛してる」
今日も罪悪感を抱えて
私は精一杯生きるよ