総長からの「愛してる」
廉は美愛を信頼してるんじゃなかったの?
「簡単にいえば、土曜日の美愛の護衛だ。美愛にも了承を得た。
詳しく決まったら、もう一度言う。」
美愛の了承を得た、と聞いてほっと安心する。
まさか廉がするとは思ってないけど、美愛を疑って欲しくない。
俺は、廉の言葉に頷いた。
俺は、心の底から感じていた
『美愛を守りたい。』
これが恋なのか、それとも……別の思いなのか
俺にはまだ、わからない。
「オッケー、任されたよ。」
俺がそう言うのと同時に、幹部は各々自由の過ごすことを再開する。
いつか、俺たち全員が美愛を認めて、受け入れて……
そんな日が、きてほしい。