総長からの「愛してる」



それに、美愛を俺たちには引き込んだのは、元はと言えば廉な訳だし。



美愛が抵抗をしてたことに嘘はない、と海斗が言ってたし……




てか、もしも、これが本当だとしたら……仮に美愛が裏切っていなくても、俺たちと鳳凰が近いうちに戦うんじゃ……




「あー……もう、俺そんなに頭良くないんだけど。」




ごちゃごちゃ考えすぎて、頭が痛くなる。


とりあえず、廉に電話すればいいか。




ジーパンのポケットからスマホを取り出し、廉の番号を出した



ーーー…その瞬間




「さっきから何をコソコソしている。」




バッと顔をあげれば、ついさっきまで会話をしていた3人の姿はなく、そこには神大 晃輝が立っていた。




< 265 / 443 >

この作品をシェア

pagetop