総長からの「愛してる」



慣れた様子で私の手を掴み、近くのホテルへと進む男。





気が付けば、ベッドの上で、素肌をさらけ出していた。




「君、本当に日本人?
こんな子とヤレるなんてラッキーじゃん」



舌舐めずりをする男を見た瞬間、悪寒が走った。



と、同時に、現実を実感する。



『怖い』






「あ、の……やっぱり…」



「んー?今更なに言っちゃってんの。
ここまできて引く男なんていないでしょ……っ!」



「え?………やっ?!!

い…いっ痛いっ!!いやぁあああああっ」





そこからは地獄。



苦痛で叫びをあげる私を押さえつけ、その男は無理矢理何度も私の身体を抱く。



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