総長からの「愛してる」
私の必死の抵抗をあざ笑うかのように、
笑ったまま自分だけ気持ち良さそうに…
何度も何度も繰り返し行われるそれは…
気持ち悪くて、辛いだけだった。
「………ん……」
どうやら気絶して、意識を失ったらしい。
自然と開かれた目に映るのは、隣で寝ている男の姿。
途端に、襲いかかる恐怖。
「う"………」
激しい吐き気に襲われ、慌ててトイレに駆け込み、出せるだけ出した。
「はぁ……はぁ……」
腕に残る、男の手のあと。
気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い………!!
「………洗わなきゃ。」