総長からの「愛してる」
「あなたに関係ない。」
どうやって……?
ただ、がむしゃらだっただけ。
「答えろ。」
なぜ、そこまで私に構うの?
なぜ、私に手を伸ばすの?
そんな優しさは………痛いだけ。
心に刺さり、苦しい、悔しい。
同情は嫌。
わかってもらえなくても、いいの。
私の人生を勝手に憐れんで、勝手に綺麗事で覆い被せられる……
そんな屈辱的で、羞恥的なことを望んでないの。
「教えて、何になるの?
何も変わらないし、変えられない。」
もう一度、光が見たいだけなの。
それ以外、いらない……
「………そうか。
まだ光があるなら、いいだろ。
ーーーまたな。」