総長からの「愛してる」
「俺はね、アイ。」
恐怖で震える、身体。
目の前の男に会うのは、初めてのはずなのに………
あなたは、誰なの?
「アイのことが好きなんだ。
ーーーー初めて見た時から、ずっと。」
思い出せなかった記憶が、蘇る。
「ぃゃ………い、や……っ」
そうだ………この男に初めて会ったのは、あの時だ。
「アイさ……本当に日本人?」
『君、本当に日本人?
こんな子とヤレるなんてラッキーじゃん』
そうだ………この男は…
「やめて……っ!!」
「俺が愛してあげる……何度も何度も……だから、一つになろう」
恐怖で震え、怯え、逃げたいのに押さえつけられる。