総長からの「愛してる」
その後の私は、まさに『生きる屍』だったんだと思う。
部屋の中でずっと膝を抱えたままで過ごし、寝ることも食べることもまともにしない毎日。
そんな私を心配して、幹部の皆は毎日きてくれたけど。
皆の顔も見たくなかった。
そんな日々が二週間続いたある日……
「………あ……れ…?」
ついに、私は脱水症状を起こしてしまった。
部屋で倒れた私を見つけてくれたのは、悠だった。
悠のよんだ救急車によって病院まで運ばれた私。
目覚めた時、私の周りには鳳凰の幹部がいた。
そして、私はーーー悲しい事実を知った。