総長からの「愛してる」
いつまでも変わらない行為。
でも、生きるためにどうしても必要なことだから……私は決して止めはしない。
「しかしお前みたいな綺麗なやつが自分を売るとはね………もったいないな。」
「あまり口出しはしないで。
あなたに関係ない。」
自分の服を脱ぎながら、ベッドの上に座る男。
これから始まることがどれだけ卑劣で最低で汚い行為なのか、わかっている。
それでも構わない。
私は夜になると自分の体を売っている。
夜の街は便利だ。
夜の街にいる男は私以外にも遊ぶ相手がいる『遊び』の男がいるから。
こういうのは本気になられたら迷惑だ。