黒王子と白王子



「うぅ...どうしよぉ...」



今から猛ダッシュで支度しても...絶対に間に合わない。


だって、認めたくないけど...あたしって不器用だから...。




「亜梨朱。床に寝そべって何してんの?」


頭上から声がしたから、上を見上げると...



そこには、神様がいました。



「結華ちゃぁん!!」



結華ちゃんは神様なんかじゃないけど。



< 33 / 95 >

この作品をシェア

pagetop