ある人々の恋愛
愛しい君へ
ぼくは今インフルエンザという病との戦いに明け暮れている。体中の骨がきしみ痛み、熱は下がらないし、食べ物を口にすることができない。ちびちびとポカリを飲んで、この手紙を書いている。
君からの手紙の文字をそっと指でなぞる。君と一つにつながった気がして安心する。君は病気なぞしていないだろうか。心配になる。もし病気でもしていたら。この弱りきった体に鞭打って、君を看病するのに。でも君はぼくの病を気にして、逆に看病してくれるに違いない。それでは、君に失礼だし、死んでしまったらぼくが悲しくなるので、やめておくよ。
ぼくには家族はいない。心配してくれる恋人も友人もいない。だから君との手紙のやり取りは、ぼくを元気付けてくれる。
ありがとうと言い切れないくらい、君に感謝している。本当は自分の言葉で君に伝えたいのに、実行に移そうとすると足がすくんでしまう。
君はぼくのことを嫌っているようだ。でもぼくは君が大好きだ。愛している。
P.S 心配せずとも病は直に治る
ぼくは今インフルエンザという病との戦いに明け暮れている。体中の骨がきしみ痛み、熱は下がらないし、食べ物を口にすることができない。ちびちびとポカリを飲んで、この手紙を書いている。
君からの手紙の文字をそっと指でなぞる。君と一つにつながった気がして安心する。君は病気なぞしていないだろうか。心配になる。もし病気でもしていたら。この弱りきった体に鞭打って、君を看病するのに。でも君はぼくの病を気にして、逆に看病してくれるに違いない。それでは、君に失礼だし、死んでしまったらぼくが悲しくなるので、やめておくよ。
ぼくには家族はいない。心配してくれる恋人も友人もいない。だから君との手紙のやり取りは、ぼくを元気付けてくれる。
ありがとうと言い切れないくらい、君に感謝している。本当は自分の言葉で君に伝えたいのに、実行に移そうとすると足がすくんでしまう。
君はぼくのことを嫌っているようだ。でもぼくは君が大好きだ。愛している。
P.S 心配せずとも病は直に治る