2つの地球
私たちは今までより1番楽しくプリクラを撮った。未奈の目はいつの間にか涙に満ちていて。
「未奈。そろそろ話して?」
「うん…分かった。」
未奈の方を向き話を聞く体制を取った。
「実は、うち…地球に行くの!地球の自分が事故で死んじゃって…本当は行きたくないよ!!皆と一緒に居たいよ!でも行かないと…どうなるかわかるでしょ?だからもうちょっと早く言う気だったんだけどなかなか言えなくて…」
「…ごめんね。未奈。私が未奈の事ちゃんと見てれば…早く気づけたのに…」
未奈は私を気遣ってきっと言わなかったんだと思う。
「花梨…うっ…うぇ〜〜花梨〜」
「未奈〜うっみ、な…ぇ〜〜」
私たちは泣いた。これ以上涙が出ないくらい。いつかこんな日が来る事はわかっていたから。
「未奈?」
「何?」
「ありがとう!」
「こちらこそ!」
私は決めた。未奈を最後まで送る事を。
「未奈。そろそろ話して?」
「うん…分かった。」
未奈の方を向き話を聞く体制を取った。
「実は、うち…地球に行くの!地球の自分が事故で死んじゃって…本当は行きたくないよ!!皆と一緒に居たいよ!でも行かないと…どうなるかわかるでしょ?だからもうちょっと早く言う気だったんだけどなかなか言えなくて…」
「…ごめんね。未奈。私が未奈の事ちゃんと見てれば…早く気づけたのに…」
未奈は私を気遣ってきっと言わなかったんだと思う。
「花梨…うっ…うぇ〜〜花梨〜」
「未奈〜うっみ、な…ぇ〜〜」
私たちは泣いた。これ以上涙が出ないくらい。いつかこんな日が来る事はわかっていたから。
「未奈?」
「何?」
「ありがとう!」
「こちらこそ!」
私は決めた。未奈を最後まで送る事を。