十六夜~躊躇う~
ーカランカランッー



ぱん、ぱんっ


『「…………。」』

二人は手を合わせ目を瞑った


壱「…っよし!お姉ちゃん、帰ろう!!」

一『はい、暗くなっちゃいましたね。』


あたりは少し日があるだけで薄暗くなっていた


壱「あっ!?お姉ちゃん、ごめんっ!!

 あそこに行けなくなっちゃった(涙」


壱夜は涙目になって謝った


一『…大丈夫です、明日いけばいいのですから。
 
 だから…泣かないで下さい、壱夜。』

壱「本当に!?怒ってない!?」

何回も聞いてくる壱夜に呆れてしまった


一『大丈夫ですから、帰りましょうか?』


壱夜は怒られてないことを

 一葉の声で気づき笑顔になった

壱「うんっ!!」

壱夜は元気よく返事した

一『では、帰りましょうか!!』
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