十六夜~躊躇う~

一葉は驚いた顔をした


一『知ってたんですね、ありがとうございます♪』


ペコッと礼をしたが

その姿をみて、皆は慌てた


「頭を下げないでください!」


「私たちはお礼をいってもらうために

 言った訳ではないのですから!」


一葉は一生懸命はなす人たちを見て

 陰ながらクスッと笑った
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