君の甘い笑顔に惹かれて。
あたしは「うん。一応。」っと亜希に返す。
「えっとね、亜希、ついに彼氏できましたぁ!!!」
亜希は両手を天井に向け、嬉しそうに万歳する。
「うっそ!相手誰!?誰!?」
あたしは、内心戸惑った。
この時期は、皆大体彼氏がいて、羨ましいなぁ。なんて、最近まで一緒に言ってた亜希が彼氏をすぐ作るなんて思ってもみなかったから。
これで、あたし一人身確定だ。
亜希はすごく嬉しそうに、「二組の後藤 颯天くんー!」っと答える。