君の甘い笑顔に惹かれて。




「なんで、そこ疑問形?まぁ、いいケド。」




「…ごめん。仲村くん。」




「ハル。」




「え?」




「名前、ハルでいいよ。」




転校生はそう言うと頬杖をついて窓の外をみた。




「…桜、綺麗だよね!」




あたしがまた話しかけると、ハルは「さあ。」と言って首を傾げた。




…変わってる。




あたしの第一印象はそれだった。




春と共にハルがきた。






< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

レンタルボーイ
志菜。/著

総文字数/4,166

恋愛(学園)13ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop