硝子色の箱庭
父親は

「まだお前には早いと、
だが、お前だったが、

あれから1000年近い

彼女はクリスタルパレスにいる

彼女は私達の先祖の妹だ、
彼女は幻の国、エストアの王女
私達の先祖はそこの第三王子だ、

だが、彼女は眠る、
今は彼女を守る神官もまた血族だ

彼女を眠りの呪いをかけたのは
第二王子妃だ、
彼女は第二王子妃で魔女だ
彼女は呪いではないと
これは祝福だと言い、
第二王子妃は彼女を大切にし、
後悔もあり、子供たちを彼女の
守護者にした、

最初は反対していた子もいたが、
彼女をみると皆が守護者たる神官
彼女の守り手になった

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