硝子色の箱庭
そのうち彼から声をかけられた

彼は私に質問してきた

私の名前や年齢
生きているか、それとも幻か、
どこにいるのか

様々な事を聞いてきたが、
曖昧にしか答えられなかった

彼が成人近い年齢になったとき
私は過去の夢を見せた

そして彼は私の国にきた
彼は私の希望になった
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